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itext |
何かを書く時に、いちばん手間取るのはタイトルだ。書き上げた後で頭を抱える羽目になる。
ごくまれに、最初から決まっていたり、途中で何となくそれらしいものが浮かんだりすることもあるが、たいていの場合は書き終わった後で気がついて、まだ終わってはいない、と言うことになる。
自分で書いたものに、タイトルをつけるのは苦手だ。何も考えずに書いている証拠のように、書いたものを要領良くまとめたタイトルと言うものを考えつく脳まではなく、人の書いたものを見ては、タイトルのしっくり具合に歯噛みをする。
無題とつけて放っておいてもいいが、それでは並べた時にどれが何やらまったく分からない。そんなわけで、せめて書いた日付でもと、タイトル欄を埋める。
自分のつけたそれはさておき、人の書いたものにつけられたタイトルは、眺めていてわくわくする。これから読む文章を予想して、タイトルとそのまま一致すれば気分がいいし、せずにひねったものなら、読み終わってから唸るだけだ。
何かタイトルをと、書き出す前には思っていたが、空欄のまま書き終わってしまい、そして何も浮かばない今日も、日付だけを入れておく。
投稿者 43ntw2 | 返信 (0) | トラックバック (0)