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誰かと、何かを"一緒に"やるのが好きだ。
別に顔突き合わせて、同じテーブルで作業をすると言うわけではないが、誰かと何かを一緒にやるのが私はとても好きだ。
事前に、一緒にやろうと話し合いをすることもあるし、誰かが書いたものに仕掛ける形のこともある。仕掛け合って、意図せず連作の形になって、自分が思いもしなかった方向へ心地好く進んで行くのを、眺めているのも好きだ。
先を決めずに、順番に数人で書き継いでゆく、いわゆるリレーと言うのも何度もやった。結末は常に柔らかく押し付け合うことになるが、少なくとも私は、誰がどのように書いたどの結末も最初から決まっていたことのように、これしかない1話だと感じながら読んだ。
絵を見せられ、そこから何か書くこともよくある。挿絵とも、字だけのリレーとも違う、それもまたとても楽しい。
書 / 描くことは基本的に孤独な作業だから、孤独でない時があるその非日常性が、私はとても好きだ。
誰かに、一緒にやろうよと声を掛けるのは、正直とても難しい。そんな気分ではないかもしれないし、自分とはやりたくないかもしれないし、誰かと何かをやるのが好きではないかもしれない。
結局自然発生(と言いながら、私が勝手に発生させることが多々あるのだが)を待つのがいちばんと言うことになる。
誰かと関わることで、その時だけで終わるにせよその後も続くにせよ、少なくとも私自身には私自身の変化が感じられて、実際に脳に回る酸素の量が増えているのが分かる。
私だけの手前勝手だが、だから私は、そうやって誰かと関わるのが好きだ。
今日はここまで。
投稿者 43ntw2 | 返信 (0) | トラックバック (0)